からだ／sen タイ古式整体３回目の季節

リタを立ち上げた最初の年、2020年の12月からスタートしたタイ古式整体sen.

今回の開催で丸3年が経ちました。おかげさまで毎回全ての回が満席となり、ご参加くださるみなさまに心より感謝申し上げます。

回を重ねてゆくにつれ、わたしたち施術する側も「学びと、練習と、学び」の繰り返しで

馴れ合いにもならず、毎回毎回気づきがあって深まっていく、そんな体験をさせていただいています。

わたしは冷えとり健康法を実践していることもあり、

東洋医学や自分でできるセルフケア、ホリスティックなことにとても興味があります。

今から20年まえ、当時前職のバイヤーの仕事でよくタイに行っていましたが、

ばりばり仕事をしていたわたしの疲れた身体をしっかり治癒してくれたのは、

薬でもなく、エナジードリンクでもなく、ましてや病院でもなく

タイの伝統医療と手で施すマッサージと、植物の癒しでした。

これをいつかたくさんの方にお伝えできたら、という夢を

kasi-frienldyを経て、スタッフやお客様と共有し、リタの場を通して実現できたことをとても嬉しく思っています。kasi-friendlyのkasiはフィンランド後で「やさしい手」という意味で、そういった「手で施す癒し」もイメージしたのでした。

Senでは、冷えとり健康法でも学ぶ 陰陽五行説に基づき、季節によってどんなことに気をつけたらよいか、からだのケアするポイントをその月のテーマに落とし込み、施術の内容を組み立てています。

12月は「温め、巡らせる」というテーマで行いました。

寒い季節、どうしても手先、足先が冷えますね。それはなぜかというと、人間が生きるために大事な五臓六腑がからだの中心に集まっていてまずはそこを温めるために、中心から遠い部位に体温が廻らなくなるからです。

10月同様、仰向けの施術の際、よもぎの温パットを腎の部分に当て温め、

前半は、その温かさがからだ全体に行き渡るようゆっくりじっくり行い、後半は、呼吸を誘導しながら気が巡るようにストレッチでからだを伸ばして行きました。ご参加くださったみなさま、いかがでしたでしょうか。

次の開催は2月。一番寒い季節です。また違うテーマで開催しますのでご興味ある方はぜひご参加ください。

わたしたちsenのメンバーは、タイ古式マッサージのベーシックな基本の施術も大事にしています。

じつはそれがいちばん理にかなっている型だからです。

ですので、タイ古式マッサージを受けたことのない方もぜひ一度体感してみてください。

今年１年ほんとうにおつかれさまでした。

どうぞあたたかくして楽しい年末をお過ごしくださいね。